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連続テレビ小説について! [連続テレビ小説]

今日は映画情報ではなく、連続テレビ小説です!笑

発想

1話毎の放送時間は短いが、続けて見ると大河ドラマのような物語が展開される。

原点

1958年4月から1963年3月まで平日の19:15 - 19:30に放送していた帯ドラマ『バス通り裏』が原点である。これは、バス通り裏の細い路地にある美容院と高校教師の家庭とを舞台にした生放送のホームドラマで、出演した十朱幸代岩下志麻米倉斉加年常田富士男らが俳優として大成するきっかけを作るとともに、連続テレビ小説の雛形とされる。

制作体制

1974年度まで1年度1作品が放送され、1964年度の『うず潮』(NHK大阪制作)以外はNHK東京で制作されていた。1975年度から半年度1作品の放送期間に変更された。NHK東京とNHK大阪が交互に制作し[注 1]、現在は前者が上半期(4月~9月末)を、後者が下半期(10月~3月末)を担当している。なお最近、上半期が3月末の、下半期が9月末の月曜日に初回が放送されるようになっている。

視聴者層

放送時間帯から主婦高齢者、時間に余裕のある自営業者などで、長期休暇中の学生と家を出る時間が遅い職業人も視聴可能とされる。正午台の再放送は、昼休みの休憩時間にあたる視聴者も多いと推測される。現在ではレコーダーや通勤通学途中に視聴できるワンセグの普及により、すべての視聴者を取り込むことが可能になっている。

なお現在、1970年代中期までの作品は、全放送を見ることができない。総集編、初回あるいは最終回程度しか映像が現存していない場合が多く、中にはスチール写真等の資料が残っていても動画が全く残っていない作品もある。理由として当時、VTRの録画が2インチ規格でテープの単価が高く、操作・編集が煩雑だったことに加え、著作権に関わる問題も多く、映像の保管・ソフト販売を簡単にできなかった。全放送分がソフト化された最も古い作品は、1976年上半期の『雲のじゅうたん』である。

ドラマの題材 [編集]

傾向 [編集]

「逆境に負けず、たくましく生きる女性」を主人公にした作品が主流(定着させたのが1966年度の『おはなはん[1])。かつては太平洋戦争戦後の動乱期を乗り越えた女性の半生記・一代記が多かったものの、時代とともに変化し、戦中・戦後の動乱期を描いた作品が徐々に少なくなった[2]。代わって女性の社会進出を背景に、1970年代半ば以降、様々な職業を目指したり、それに就いたりするヒロインの奮闘記が多くなった[1]。なお、民間放送の帯ドラマ(特に昼ドラマ)で見られるような愛憎劇の要素がなく、ホームドラマの要素が強い。近年、視聴率が低迷する中(#視聴率)、一時「ミステリー・サスペンス」路線に転換する動きも見られたが、立ち消えになった。

ほとんどの作品がハッピーエンドであり、ヒロインの死を描いたものは『うず潮』『すずらん』『純情きらり』の3作程度。特に大阪制作の作品では、最終回に近づく頃に主人公が憧れの男性と結婚して子供を授かるストーりー展開が多い。なお、数が少ないものの、男性を主人公にした作品もある(『ロマンス』『心はいつもラムネ色』『いちばん太鼓』『凛凛と』『走らんか!』)。

原則として全作品がフィクションである。原作者・原案者の自伝的な作品(『チョッちゃん』『あぐり』『純情きらり』『芋たこなんきん』など)、特定の実在する(した)人物の生涯(『おはなはん』『凛凛と』『はね駒』『てるてる家族』『ゲゲゲの女房』など)を扱った作品でも、自由に脚色されたり、創作エピソードが加えられたりしてきた。

舞台 [編集]

NHK東京制作では東京北海道東北中部甲信越北陸[注 2]東海三重県を含む))、NHK大阪制作では関西中国四国九州沖縄を除く[注 3])が多い。近年、東京(東京制作シリーズ)か京阪神(大阪制作シリーズ)の1都市とその他の複数を舞台にする傾向がある。また、物語の終盤を除いて外国に異動する等の話が出た場合、主人公は地元に残ることを選び、異動する役に当てられた出演者は物語の途中で出演が終了することが多い。外国も舞台にした作品は、『凛凛と』(パリロンドン)、『さくら』(ハワイ)のみで、海外ロケもほとんど行われなかった。

2006年度上半期のドラマ『純情きらり』で、初めて三大都市圏の残りの1つである愛知県岡崎市)を主舞台にしたドラマが制作された[3]。シリーズ80作目の『つばさ』が埼玉県を舞台にしており、これで全都道府県がドラマの舞台となった。NHKの看板番組の一つである連続テレビ小説は、撮影地にしばしば多くの観光客が訪れるため、経済効果と地域振興を狙ってドラマを誘致する地方公共団体が少なくないとされている。 


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